ども、サバ缶です!
今回は前回紹介したフレキ製作にオススメの道具を使ったMSフレキの作製方法です。
使うキットはこちらを参考にしてください→『ミニ四駆』初めてのMSフレキにオススメのキット7選
今回は再販されたサンダーショットMk2のキットを使います。
用意するもの
- ニッパー
- タミヤ薄刃のこ
- フレキカット治具
- 6mmドリル(ホリコムンダー)
- デザインナイフ
- 樽バネ
- スライドダンパー用グリス
こちらの記事で詳しく記載しています→〜初心者向け〜MSフレキ作製に必要な道具まとめ
僕はスラダングリスの代わりにコスパのいいフリクションダンパーグリスを使っています。
1.センターシャーシの加工
フレキカット治具を使いセンターシャーシの加工をします。
カット方法は治具の取説を参考にしてください。
シャーシを治具にセットしたら、この部分を前後カットします。
いろいろな種類のカット治具がありますが、
大体こんな感じになると思います。
(僕が使っている治具はリヤが三角になります)
次にフレキが動くようにこの部分をニッパーでカットします。
(フロント・リヤ両方加工する)
加工後↓
少し段差になっている部分をデザインナイフで切り取ります。
段差を切り取りました。
加工後↓
最後にカットしたあとのバリをデザインナイフで整えればセンターシャーシの加工は完了!
2.ユニットの加工
治具の取説通りに前後のユニットをセットして薄刃のこでカットします。
カットするとこんな感じ↓
残った部分をニッパーでカットして断面をデザインナイフやヤスリで整えます。
(一気に切ろうとするとシャーシに負荷がかかるので少しづつカットしてください)
加工後↓
ここの出っ張りもカット。
加工後↓
フレキが沈んだ時にカウンターギヤがユニットに当たるのでユニット右側を削ります。
(前後とも右側を削る)
リューターが無ければデザインナイフでも削れます。
3.バネ受け
前後のユニットにバネを入れるための溝をほります。
ユニットの穴を横から見るとこんな感じ↓
※バネ受けは貫通させないように慎重に加工してください
樽バネを使う場合は6mmのドリルがちょうどいいサイズです。
ドリルで穴を貫通しないようにドリルにマスキングテープを巻いて目安にすると分かりやすいです。
(掘り込む量はお好みで)
全体のバリを取ってヤスリで仕上げれば前後ユニットの加工は完了!
加工に失敗したら…
もしもユニットの加工に失敗してもMSシャーシはユニットだけ販売しているので安心してください。
4.組み立てる
組み立てる前に
ゴミや残りカスをしっかり食器用中性洗剤で洗って乾かします。
前後ユニットのカットしたカバーを取り付けました。
僕はカバーを接着する派です。
スラダン用グリスを可動部分に塗ります。
バネの支柱部分にも忘れずに塗りましょう。
樽バネを4箇所に入れて完成!
5.動きの確認
ユニットを押してみてゆっくり戻ってこればOKです。
少し動きが渋くても走らせていくうちに馴染んでくるので、あまり神経質にならないほうがいいかもしれません(^^;)
6.動きが渋いときは
しばらく走らせても引っかかりがあったり、動きが渋い時は以下を試してみてください。
- センターと前後ユニットのすれ合う部分にバリがないか確認
- 支柱の入るユニットの穴を調整する
1.センターシャーシとすれ合う部分にバリがないか確認します
断面を綺麗にすると動きが良くなる事があります。
2.支柱が入る穴を調整する
支柱にビスを通すとユニットの穴がキツくなり動きが渋くなる場合があるので、
円柱型のヤスリでユニットの穴を調整します。
(ガバガバになるのでやり過ぎ禁物)
ヤスリは100均にも売っています。
3.治具の説明書をもう一度確認する
ユニットを押しても全然動かない時はフレキカット治具の説明書をもう一度よく確認しましょう。
ものによってはリヤユニットのここをカットしないといけない場合があります。
最後に
「これであなたも脱初心者です!」と言いたいところですが、
フレキにはおじぎ防止ステーが必要です。
こんなやつ↓
作り方はこちらを参考にしてください→MSフレキの「おじぎ防止ステー」の作成・ミニ四駆
おわり
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