ども、サバ缶です!
今回は、
速い人はみんなやっているであろうベアリングローラーの内圧抜き(ベアリング交換)の方法を専用工具を使わないで行う方法です。
めちゃくちゃ地味な作業ですがミニ四駆のレベルが上がるにつれて避けては通れない作業なので、できれば専用工具を買うことをオススメします。
SKWさんのベアリングチェンジャー→https://skworks.net/items/64b8ce49f55a30002b9bc7fe
こういった専用工具は520ベアリングの外周を押して外せるのでベアリングが痛みにくいです。
※失敗するとローラーがブレブレになったり、ベアリングが外れやすくなる場合があるので自身のないかたはやらない方が無難です。全て自己責任で行ってください。
内圧抜きとは
ローラーに圧入されている520ベアリングが圧迫されて回りが悪くなっている場合があるので、
圧入具合を少し調整して520の回りを良くしよう。
と言うのがベアリングローラーの内圧抜きです。
用意するもの
- 紙ヤスリ(800番〜1000番)
- 片軸用カウンターギヤ
- スペーサー・ナットとか
- キャップスクリュー
- 四角いマスダン2つ(できれば大が良い)
普通のビスでも可能ですが、けっこう力がいるのでビス頭をなめたりケガをする恐れがあるので出来ればキャップスクリューのほうがいいです。
ベアリングを外す向き
ローラーからベアリングを外すときの向きと入れる時の向きですが、
ローラーの穴はテーパー状になっているので表のほうが裏よりも少し穴が広くなっています。
こんな感じ↓
なので、
ローラーの表側からベアリングを抜いて入れる時も表側から入れると失敗しにくいです。
詳しくはDKサーキットさんのブログが参考になります→http://dk-circuit.jp/2018/05/07/小ネタ(ローラー)/
ローラーを取り付けるときに上側にする面を表、下側を裏とします。
ベアリングを外す
こんな感じにセット↓
セットする順番。
- キャップスクリュー
- スペーサー
- ローラー
- カウンターギヤ
- ナット
ナットを締め込んでいくとカウンターギヤ側にベアリングが抜けるので、表側にカウンターギヤがこればOKです。
あとはナットを締め込んでいくとポコっと520が外れます。
520ベアリングの回りがイマイチならAOパーツのものに交換したほうがいいです。
初期で圧入されていないせいか付属の520より良く回る気がします。
内圧抜き
ローラーの穴を紙ヤスリで削って調整します。
※あまり削りすぎるとスカスカになって520が外れやすくなるので注意してください。
紙ヤスリをクルクル丸めます。
丸めたヤスリをローラーの穴に入れて軽く調整します。
800〜1000番の紙ヤスリでも結構削れるので、少し削ってベアリングをハメてを繰り返しながら調整してください。
(ベアリングを入れる方法は次の章です)
ベアリングを入れる
ベアリングをローラーに入れる時は四角いマスダンを使います。
まずはローラーの表側から指で軽く挿入↓
無理に押し込むと斜めに入るので注意してください。
順番
- キャップスクリュー
- スペーサー(なくても良い)
- マスダン
- 520ベアリング
- ローラー
- マスダン
- ナット
マスダンで520とローラーをサンドしてナットを締め込みます。
マスダンがストッパーになるので締めきれなくなればOKです。
最後にしっかり回るかを確認して完成!
最後に
ここまで見ていただきありがとうございます。
方法は人それぞれで何が正解かわかりませんが、
内圧抜きをする時に棒ヤスリやドリルを使わずに1000番の紙ヤスリを使っているのはビビっているからです(^^;)
(過去にドリルでやってみて3個ダメにしました…)
今回紹介した方法でまだ大きな失敗はしていないのですが、やはり精度・効率などの理由から専用工具はあったほうがいいですね。
Amazonに安いチェンジャーも売ってますができればSKWさんなどのミニ四駆専門店の商品がオススメです。
SKWさんのベアリングチェンジャーの購入ページ→https://skworks.net/items/64b8ce49f55a30002b9bc7fe
ベアリングは脱脂して使うといいです→[ミニ四駆]ベアリングの脱脂方法と脱脂をする理由。
おわり
コメント