ども、サバ缶です!
ミニ四駆を説明書通りに作っていくとシャーシの組み立てにはいっていきますが、
「ちょっと待ってください!」
グリスを塗る前に「ブレークイン」をしたほうがいいです。
「ブレークイン?説明書に書いていないし、初めて聞いた」
今回は、
シャーシの寿命を短くしないブレークインの方法を解説していきたいと思います。
ブレークインとは
ブレークインとは「慣らし運転」のことで、人間でいう準備運動と言えば、わかりやすいでしょうか。
ブレークインを行う理由
ミニ四駆は走らせていくとモーターやギアが徐々になじんできて速度があがってきます。
ブレークインをする理由は
「早めにこのなじんだ状態にして速度を上げる為」です。
ブレークインの注意点
ブレークインは
ギアとシャーシがいい感じに削れてなじむイメージですが、ミニ四駆には削れてくると寿命になる部分があります。(削れるとダメな部分)
ピンセットで指している部分、プロペラシャフトを支える「ペラシャ受け」です。
ここが削れてくると、シャフトが暴れて遅くなります。(シャーシを交換します)
なのでブレークインする際は必ずペラシャ受けにはグリスを塗ってください!
僕はカウンターシャフト受けとホイルの軸受けにも念のためにグリスを塗ります。
グリスも別途用意しておいた方がいいです。
あとお酒を飲みながらブレークインする時は
寝落ちしないようにまじで気をつけて下さい!!
↑経験あり( ;∀;)
ブレークインのやり方
まずはプロペラシャフトのこの部分↓
最初は結構なすき間があります(1枚目)
このすき間をハンマー等で軽くコンコン叩いて2枚目のようにすき間をなくしていきます↓
手元にお茶碗しかなかったので仕方なくやっていますが、良い子のみんなは真似しないでね。(100均のハンマーとか使ってください)
あまりキツキツにすると回りが悪くなるので気持ちすき間があくぐらいに調整します。
グリスを塗る
次にすり減って欲しくない箇所にグリスを塗ります。
回転する金属部分とプラスチックが接触する箇所にグリスを塗ります。
↓いらない袋にグリスを出してつまようじでグリスを塗るとやりやすいです。
軸受けパーツにグリスを塗ります。
グリスをペラシャ受けにも塗ります。
見づらいですが、赤く印をしている部分です↓
あとはカウンターギアのシャフトにもグリスを薄く、塗ります。
歯の部分にはグリスを塗りません。
ブレークイン開始
↓準備完了です。こんな感じ
下にタイヤを置くとマシンが動かないです。
余っている電池を入れて
スイッチを入れます、最初は「ギャーーーー」というすごい音がすると思います。
この音がある程度、静かになるまで空転させます。
なじんでくると「シャーーーーー」みたいな感じになるので
モーターがあまり熱くならないように休ませながらやっていきます。
ファンがあると便利↓
シャーシを軽くねじったりして、音がうるさくなると思いますがギアがなじんでくると音が静かになります。
FMーAシャーシは10分の4回ぐらいでだいぶマシになりました。
ブレークインが終わると全部バラして中性洗剤で洗いよく乾かします。
(モーターや金具は洗いません)
あとは説明書どおりにグリスを塗って完成です。
素組み状態のマシン同士だと、
ブレークインなしでそのまま組んだだけのミニ四駆をぶっちぎれます。
おわり
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