ども、サバ缶です!
今回はミニ四駆に必須の改造
「ホイール貫通」のやり方を紹介していきます。
※ボール盤やジグなどの工具を使ったほうがもちろん良いです。
今回は初心者向け(道具が少ないはず)なのでフリーハンドで行います。
ホイール貫通とは
ホイールを抜き差ししていると穴が広がりホイールが外れやすくなります。
ホイールにシャフトを貫通させることで保持力が高まりホイールが外れにくくなります。
ミニ四駆の大会では9割以上(サバ缶調べ)のマシンがホイール貫通をしているぐらい必須改造です。
ホイール貫通のメリット
- 抜けにくくなる
- トレッド(幅)の調整
- ホイールの逆履きができる
抜けにくくなるのはもちろんですが、
トレッド幅を調整したり、
コースにするんっと戻ることができる「ホイールの逆履き」もホイール貫通をしていると出来るようになります。
ガチ勢がよくやっているホイールを逆に付けてるやつですね↓
ホイール貫通のやり方
用意するもの
- ドリル1.7mm~1.8mm
- ピンバイス
- 72mmシャフト
ドリルは1.7mmと1.8mmどちらでもOKです。
僕は少し前まで1.8mmを使って強化ホイール・普通のホイールの貫通をしていました。
※1.7mmはより抜けにくくなりますが、
強化ホイールだとモノによってはビックリするぐらい抜けなくなるので注意してください。
過去に抜き差しする時にホイールを壊したことがあります(-.-;)
普通のホイール(PP)→1.7mm
強化ホイール→1.8mm
このようにホイールの材質で使い分けるレーサーもいるので予算があるなら2つ揃えるといいかもしれません。
ホイール貫通をすると60mmシャフトでは短いので72mmシャフトを用意してください。
穴あけ
なるべく垂直になるように穴をあけます。
真っ直ぐになるように意識しながらホイールに穴あけができました。
シャフトを打ち込む
シャフトを打ち込んでいきますが、最初はけっこう硬いのでシャフトが曲がらないように気をつけてください。
心配なかたは新品のシャフトを打ち込む前に使っていないシャフト(極端に曲がっていないもの)を最初に打ち込んでもいいと思います。
ホイールの面までシャフトが来たら
マスダンなどを使ってさらにシャフトを打ち込めばシャフトが飛び出てきます。
打ち込みが完了しました。
目隠しをする
飛び出たシャフトにゴム管やタミテを使って目隠しをします。
こんな感じでOK↓
ゴム管を綺麗に真っ直ぐカットする方法→ちょっとだけミニ四駆が楽しくなる小ワザまとめ
これでホイール貫通の完了です!
もしホイールがブレていたら
ホイールを回してみたときにホイールがブレている場合は、
シャフトを抜き、ホイールとシャフトの六角穴をズラして差し込むと直る場合があります。
(あまり期待はしないでください)
シャフト・ホイールの選別
シャフト・ホイールの選別はミニ四駆を速く安定させるためにはやったほうがいいです。
が、
その前にボール盤や治具を揃えてから選別作業をしたほうがいいと個人的には思います。
真っ直ぐ垂直に穴あけ。
真っ直ぐ垂直にシャフトを打ち込む事ができないとホイールが良くてもブレて捨てる事になりますからね(^^;)
ホイール貫通専用の治具もあります→ホイール貫通・選別に疲れた僕が出会った神治具「P!MODEL LABO・シャフトブレード」
シャフトの選別方法
とは言いつつ、
シャフトは新品でも曲がっている物もあるので選別したほうがいいと思います。
鏡やスマホの上に置いて曲がっていないか確認できます。
目視で分かりづらい場合は
片方を手で押さえて反対側が少し上にあがると曲がっています。
B-MAXでもOK!
無加工レギュのB-MAXでもホイール貫通はOKです。
ホイールがポコっと取れてコースにパーツをぶちまけて困っているかたはぜひお試しください!
おわり
コメント