どうも、サバ缶です!
ペラタイヤを簡単に精度よく作る方法を紹介します。
こんな感じでスイッチをONにして置くだけ→https://twitter.com/i/status/1548167426877313024
こんなかたにオススメ
- ペラタイヤを簡単に精度よく作りたい
- 初めてペラタイヤを作る
- タイヤセッター・リューターを持っていない
ワークマシン(いらないシャーシ)があれば簡単にできるので、
ミニ四駆を始めたばかりのかたにもオススメできる方法です。
この自作治具の特徴は
- 2本同時に加工できる
- そんなに神経を使わない
- 外でも出来る(電源が単三電池)
- お金がかからない
ペラタイヤ作成に悩むミニ四駆レーサーの参考になれば嬉しいです。
用意するもの
- 平らな物(ブロック・墓石・鏡など)
- 紙ヤスリ
- ワークマシン(前後に4つビス穴がある)
- デザインナイフ(保護メガネ)
- ノギス
- 100均のゲキ落ちくん
タイヤの荒削り用に100均の「かかとやすり」があると作業が捗ります→「ミニ四駆用!?」100円均一のオススメ商品まとめ(どんどん追加予定)
ゲキ落ちくん
ゲキ落ちくんとは
100均の「水だけで汚れが落ちる」系のスポンジです↓
メラミンスポンジと言うみたいです。
平らな物
平らな物はヤスリを敷いてタイヤを削るために使うので、なるべく平らなものを用意して下さい。
地面がデコボコだとタイヤも左右対象、真円になりません。
セッティングボードがあればいいですが、ない場合は鏡(カガミ)が簡単に手に入るのでオススメです。
(割れないように注意)
ダイヤモンド砥石でも良さそう。
僕は
仕事で使っている墓石(御影石)を使用しました。
お墓屋さんで安くで買えます。
ホームセンターで100円程度で売っているブロックもまぁまぁ平らです↓
1.デザインナイフでカットする
最初からヤスリだけでタイヤを削るのは大変なので、ある程度デザインナイフでカットします。(ヤスリだけだとめちゃくちゃ時間かかります…)
この工程も自作の治具で早く・安全・簡単にできるので参考にしてみてください→『ペラタイヤ治具』自作のペラタイヤカッターを作る
デザインナイフでタイヤをカットする時は刃が飛んでくる場合があります必ず保護メガネをしてください!
写真を撮るのが大変だったので下に置いていますが、
実際はタイヤを回しながらカットします。
回転しているタイヤに少しづつ刃を入れていき、「横を少し切ったら縦を少し切る」を繰り返して、タイヤ径を小さくしていきます。
タイヤの薄い輪切りを量産するイメージ↓
タイヤの回転方向と刃の向きに注意してください。
タイヤの回転方向とは逆にナイフの刃を入れます。
カットする時のコツ
新品の刃を使う
切れ味が悪いと作業効率も悪く、無理に切ろうとしてキレイにカットできません。
作業前に刃を交換しましょう。
刃に水をつける
水を刃につけることでタイヤカットがしやすくなります。
空き瓶などに水を入れておいてカットするたびに水をつけて作業しましょう。
少しづつカットする
一気にタイヤを切ろうとせず、少しづつカットします。
一気にカットしようとすると高確率でタイヤに弾かれてガッとなったり、刃が折れたりします。
2.ワークマシンの準備
ワークマシンの前後に4本の皿ビスをつけます。
僕はS2シャーシを使っています↓
ビスを付けたらノギスで測って左右の長さを揃えます。(スペーサーを入れてもOK)
フロントのビスは水平になるために取り付けているだけなので、左右の高さを揃えてあるだけです。
皿ビスの高さはタイヤを削りながら徐々に縮めると車体も暴れにくく、左右キレイに削れやすいです。
フォロワーさんの案で「ワッシャーやスペーサーを入れると精度が出るのでは?」と言う意見もありました。
確かにスペーサーの方が簡単に精度が出そうです。
参考までに↓
- S2シャーシ
- タイヤ径・約24mm
- 前ビス5.9mm
- 後ビス11.5mm
3.タイヤを削る
平面に紙ヤスリを敷いて
ワークマシンを置いてタイヤを削ります。
モーターは出来ればトルクチューンのような回転数が低いモーターがオススメです。
ダッシュ系だとタイヤが溶けるのが早い気がするので(^^;)
またまたフォロワーさんの案で
「車検ボックスの中でやればタイヤカスが飛び散らず車体も動かないのでは?」と言う意見がありました。
車検ボックスを持っているならかなりいい案だと思います!
掃除が楽になるのはいいですよね( ´∀`)
タイヤが削れていくとビスの高さまでしか車体が下がりません。
ビスがストッパーの役割をします。
動くときは前に重いものを置いたり軽く手で押さえたりして下さい。
(押さえると言うよりは軽〜く添えるぐらいです)
紙ヤスリは
最初は荒いものから初めて、徐々に番手を上げていきます。
100番ぐらいから始めて、最終的には400番ぐらいまでやりました。
休ませる
モーターが熱くなったり、
タイヤが溶けてベトベトしたりするので休ませながら作業してください(^^;)
タイヤに水をかけながら作業するのもオススメです。
僕は休ませるときに冷蔵庫に入れたりしています。
とにかくタイヤが熱をもたないようにすると失敗しにくいです。
(モーターをトルクチューンにすると熱を持ちにくかったです)
4.仕上げ
最後にパーツクリーナーをつけたゲキ落ちくんで回転しているタイヤに押し当てて
タイヤをツルツルにして完了です( ^ω^ )
本当ならもっとツルツルになるはずが、
僕がめんどくささを発揮してヤスリの番手を荒いまま使ってたので、うっすら線が入っていますね(-.-;)
次回から気をつけます。。。
おわり
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